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社会福祉法人 横浜婦人クラブ愛児園 乳児院デュナミス

先輩インタビュー

乳児院デュナミス

まゆか先生 保育士

新潟県立大学 2022年卒業

新潟県出身

どうして今の仕事を選んだの?
大学の講義で社会的養護について学んだ際、乳児院という施設の存在を知りました。乳児院の役割やそこでお預かりするお子さんへの支援に興味がわいたため、実習先として乳児院を選びました。そこで乳児院の様子を知り、その後様々な乳児院を見学したり、説明会に参加したりしましたが、中でもデュナミスでの仕事に魅力を感じたため、実際に働こうと思いました。
どんなふうに就活したの?
大学4年生の4月頃から、乳児院に絞って就活を行い、東北、関東、甲信越の乳児院を全て調べました。そしてその中から実際に4つの法人の説明会に参加しました。乳児院は職員の募集時期が早い法人と遅い法人とに分かれるため、どの施設の面接に申し込むかの判断はとても難しかったです。デュナミスの面接は7月で比較的早かったのですが、どうしてもそこに入りたいと思い応募することにしました。
この法人のことは、どうやって知ったの?
全国乳児福祉協議会のホームページに国内の乳児院が地域ごとに掲載されていて、そこで横浜婦人クラブ愛児園を見つけました。大学の先生に就活の相談をしたところ、ゼミの先輩がこの法人で働いていることを知り、法人の理念、養育方針、職場の雰囲気、福利厚生などについて教えていただきました。施設説明会では得られない生きた情報に触れ、その内容にも確かな手ごたえを感じたので、不安を感じることなく応募出来ました。
この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?
1対1の説明会、見学会だったので、最初はとても緊張しました。おそらく参加者が聞きたい事、知りたい事を、他の参加者に気兼ねすることなく質問できるようにするための配慮だったのかもしれません。実際に、細かな質問や答えにくいと思われる質問にも一つずつ丁寧に答えてもらえました。訪問者に自分たちの施設の普段の姿をありのままに見せるという姿勢が感じられました。
どうしてこの法人で働こうと決めたの?
決め手になったのは「自分の直観」です。ネットで法人の理念に魅力を感じ、現地の施設見学会に参加しました。その際、運営理念や福利厚生について詳しく説明があり、いずれも期待通りの内容でした。また、遠隔地出身の学生の入社が多い事も安心材料でした。手厚い住宅手当など職員への諸施策が充実しており、真剣な眼差しで楽しそうに働く職員たちの姿からは、仕事へのやりがいと子どもへの細やかな配慮が感じられました。
働き始めた頃のエピソードを教えて!
最初は「何もわからない」といった漠然とした不安がありました。そのため仕事の内容で自信が持てないことがあれば、とにかく先輩に聞くことを心がけました。先輩の皆さんはとても優しく丁寧に教えてくださいました。ルーティンの仕事を身につけるまでのトレーニング期間は、同期の仲間とも確認し合い、励まし合いながら頑張りました。親切な先輩や同期の存在は大きかったと思います。
子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!
デュナミスはお子さんの定員20名に対して正規職員が34名と、子どもの数にくらべて職員が大勢いるため、1人の職員が担当する子どもは1名です。私が担当するお子さんはまだ1歳になったばかりなので、言葉でのコミュニケーションは取れませんが、その仕草から私を頼ってくれていることが感じられて嬉しいです。日を追って出来る事が増えていく様子が手に取るようにわかるので、その成長の一つ一つに喜びを感じています。
一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!
職員は3分の2以上が20代です。30代、40代、50代の方もいますが、「無理しないで。」「分からないことある?」などと優しく声を掛けてくださる方ばかりで、その気遣いがとてもありがたいと感じます。いつでも周囲の状況に気を配り、若手の仕事ぶりをさりげなく見守り、適切な指示やアドバイスをしてくださる先輩の姿はカッコよくて憧れます。
ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!
とにかく職場の雰囲気が穏やかで、自分に合っていると思います。最近乳児院はユニット制の施設が増えましたが、ここは大舎制であることによって、どの職員も入所して来るすべてのお子さんの養育に関われる機会に恵まれています。大人(職員)と子どもがたくさんいる賑やかなこの空間は、まるで一つの大きな家族のような活気と寛ぎがあります。また、プライベートでも仲良くしてくださる先輩の存在は有難くもあり、励みにもなっています。
今夢中なこと・がんばっていることを教えて!
仕事面では現在担当しているお子さんだけでなく、担当児以外のお子さんについても、一人一人の特性といいますか、どんな事に興味を持っているのかを理解し、養育に生かしてゆきたいと考えています。またプライベートでは、今、改めて「読書」にはまっています。本を読んでいると、知らない国の知らない街や森をめぐるような、新鮮な驚きに出会うことができるからです。
これからどんな人になりたい?
今はデュナミスで出会った先輩方が目標です。乳児院デュナミスには生き生きと仕事に取り組む先輩職員が大勢います。担当児の幸せを願うならば、その子の特性(強み、弱点、興味の対象など)をしっかり把握し、それに応える養育に努めなければなりません。先輩の方々はそれがしっかりできているように感じますので、まずはそれを心がけるところから見習ってゆこうと思います。
後輩のみんなにメッセージをちょうだい!
学生時代に行っていた「シェルター」や「子どもの居場所」でのボランティア活動は、色々な事情を抱えている子どもがいることを知る良い経験でした。言うまでもなく、短時間の説明会や見学会だけで自分に合った職場を見極めるのは難しいことです。だからこそ、日々の生活の折々に自分の直観力を磨いておくことはとても大切なのです。私は自分の直観の下した判断を信じ、それに従って今の職場を選んで良かったとしみじみ感じています。

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