どうして今の仕事を選んだの？

私は幼い時から自分より年齢の低い子どもと遊ぶのが好きでした。成長して大人といえる年齢になってからも、小さな子どもと一緒にいると楽しいという感じはずっと続いていました。そんな私なので、「子どもと関わる仕事に就きたいな」と考えるようになったのは自然のなりゆきでした。

どんなふうに就活したの？

就活を意識したのは3年の7月頃ですが本格的に動いたのは翌年の4月からでした。説明会や就職フェアに参加して気になる点を質問したり、施設のHPを見たりして「働きたい施設」を選び、指導教官のアドバイスや施設に問い合わせた時の職員の対応などで更に絞り込み、最後に残った2つの施設を実際に見学しました。

この法人のことは、どうやって知ったの？

たまたま私の授業を受け持っていた先生が今の就職先（横浜婦人クラブ愛児園）で外部セミナーの講師を務めていたり、ゼミの先生がその法人の求人票を見せてくださったりしたので、早い段階から気になる施設ではありました。自分なりに情報を集める過程でも魅力的な職場ではないかと思えたため、面接指定日の前に実際に施設を訪問し、普段の様子を見学することにしました。

この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった？

見学は子どもたちが施設の先生方と触れ合っている時間帯に設定されているため、普段の保育の自然な様子をじっくり見ることが出来ました。印象に残ったことは２つあります。１つ目は、園庭がとても広く子ども達がみんなで元気よく遊んでいたこと。２つ目は、保育中の職員や移動中に廊下ですれ違う職員のだれもが笑顔で楽しそうにしていて、挨拶を丁寧にしてくださったことです。

どうしてこの法人で働こうと決めたの？

横浜婦人クラブ愛児園は、乳児院、児童養護施設、保育所が一つの大きな建物の中にあって、3つの施設が互いに連携しています。採用時も採用後も本人の希望する施設以外には配属されることはありませんが、しばらく勤めた後で、別の施設への異動を希望することもできるので、自分の将来のキャリアパスを様々に描けると思ったこともこの法人を選んだ大きな理由です。

働き始めた頃のエピソードを教えて！

最初の数週間は何をするにも「わからない、どうしよう」ということばかりでした。ここまではどの園に就職しても同じでしょう。しかしその後は「横浜ナーサリーに決めて良かったな」と思います。先輩方が親切で優しかったからです。どんな先輩がいるかはすごく重要なポイントですが、予想は困難です。しかし幸いなことに「ココなら大丈夫！」という私の予想は当たりました。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて！

保護者からの声を「嬉しい！」と感じる瞬間はたくさんあります。運動会やクリスマス会など、保護者も楽しみにしている大きな行事は、私たちもあれこれ工夫して一生懸命に準備しますので、無事に終わると大きな達成感があります。保護者の方から「うちの子、とっても楽しそうでした。有難うございます。」などと言われる時は最高の気分です。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて！

先輩の先生方からは、毎日いろいろな刺激を受けたり、元気をもらったりしています。仕事が思うように進まず落ち込んでいる時など、先輩の励ましの言葉が元気を取り戻すきっかけになることも多いです。同期入社の仲間は年も近いので、行事が終わった週末などに女子会を開いて盛り上がることもあります。

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて！

他の園に就職した友達や学校の先輩から、「休みを取りたくても周囲に迷惑になりそうで取れない」とか、「休みを言い出しにくい雰囲気がある」と聞いていたので、そんなものか思っていました。しかし説明会で聞いた通り、この園は休暇が取りやすくて驚いています。有給休暇も入社したその日から10日間使えますし、残業もなくプライベートの時間をしっかり確保できます。

今夢中なこと・がんばっていることを教えて！

保育中に絵本の読み聞かせをしているうちに、自分でも面白そうな絵本を探して購入するようになりました。また、はやりのキャラクターの塗り絵を見つけては家で実際にやってみて、それを子どもたちに見せて楽しんでいます。（多分子どもたちも喜んでくれています。）絵本や塗り絵の世界は奥が深いです！

これからどんな人になりたい？

仕事面では、どんな場面でも慌てず臨機応変に対応できるようになりたいです。先輩のそんな姿は羨ましいですし、自分も少しずつその域に近づきたいです。また、子どもたちとはもちろんですが、保護者や仲間とも信頼関係を築けるようになりたいです。簡単ではありませんが、保育士という仕事を更に高いレベルで行うには、そのような存在になることが求められていると思います。

後輩のみんなにメッセージをちょうだい！

保育園の中を知るにはボランティアや一日体験をするのが良いのかもしれませんが、それを行える園は多くありませんし、その中から就職先を選ぶのは無理があります。しかし面接を受ける前に園の雰囲気や職員と子どもの関係などが自分に合っているかを知るのはとても大切なので、就活中に気になる園があったら迷わず施設見学に申し込むと良いと思います。