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社会福祉法人NUA 認定こども園森のくまっこ

先輩インタビュー

認定こども園森のくまっこ

こばやし先生

名古屋芸術大学 2012年卒業

愛知県出身

どうして今の仕事を選んだの?
幼少期の体験がきっかけです。僕はなかなか自分の気持ちを素直に言い出せない子どもでした。それが原因でつらい気持ちになったこともありましたが、そんなとき保育園の担任の先生は僕が自分の思いを話せるまでじっくり待って、優しく接してくれました。僕もいつかその先生のように、子ども一人ひとりの気持ちに寄り添うことができる人になりたいと思い、保育教諭を目指すようになりました。
どんなふうに就活したの?
まずは大学の就職支援課に行きました。就職支援が手厚い大学で、就職ガイダンスや相談窓口もありましたが、一番参考になったのは卒業した先輩たちの園見学の感想や、実際に先輩たちが就職した園の情報でした。量も豊富で驚きましたね。時間はかかりましたが、まずはそれらの情報に目を通すことから始めました。先輩たちの声を通してだと、就活や園のこともイメージしやすいですし、何より自分と同じように就活をした方々の声ということで、安心感がありました。
この法人のことは、どうやって知ったの?
当時はよく、大学の友だちどうしで就活について相談や情報交換をしていました。その中で「認定こども園森のくまっこ」の話題が出たのがきっかけです。認定こども園森のくまっこの運営をしている社会福祉法人NUAは、名古屋芸大グループなんです。自分の通っている大学のグループ園なら、安心して働くことができるかもしれないなと思い、興味をもちました。
この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?
園見学に伺った際は、園長先生をはじめ、多くの先生があたたかく迎え入れてくださいました。名古屋芸大グループの園とはいえ、失礼なことがないように…と緊張していたので、優しく接していただいて緊張もだんだんとほぐれていきました。園で過ごす先生や子どもたちを見ると園で自分が働く姿をしっかりイメージすることができて、園見学に行ってみてよかったなと思いました。
どうしてこの法人で働こうと決めたの?
先生どうしの人間関係がよく、得意なことや不得意なことをお互いが把握し、補い合って働いている姿がいいなと思いました。保育は決して一人ではできない仕事なので、先生たちのチームワークのよさは大切だと思います。ここでなら、自分も得意なことを生かして、生き生きと働くことができそうだと感じました。
働き始めた頃のエピソードを教えて!
入職したばかりのころは、絶対失敗をしてはいけないと毎日気を張っていました。ある日、上司の先生がそんな僕を見て「誰だって失敗するのはあたり前。そのあとどうするかが大切だよ」と声をかけてくださって。すっと肩の力が抜けて、もっといろんな先生に頼って、相談しながらやっていけばいいんだと思えました。男性保育教諭の人数は少ないですが、男性だからと遠慮することなく悩みごとなど、なんでも他の先生へ相談しやすい環境で働くことができてよかったです。
子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!
新年度の担任発表のとき、僕が担任の先生になると知ってとても喜んでくれた子どもたちがいました。また、卒園式のときには「先生が担任でよかったです」と泣きながらお礼を伝えてくださる保護者の方もいらっしゃいました。子どもたちや保護者の方から信頼され、うれしい言葉までいただけて、保育教諭だからこそ経験することができる幸せなできごとだと思いますね。
一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!
これまで幼児リーダーや主任などを経験してきました。役職がつくとそれだけ責任も増え、悩むこともたくさんありましたが、上司の先生に「こばやし先生はそのままで大丈夫なんだよ。そのままでいてほしいな」と言っていただけたんです。自分はまだまだだとばかり思っていたので、上司の先生がちゃんと自分のがんばりを見てくれていて、評価してくださる環境はほんとうにありがたいですね。それが働く原動力のひとつにもなっていると思います。
ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!
職員が家庭の都合や体調不良などで急な休みになってしまっても、だれも嫌な顔をせず、みんなで協力して支え合うところがいいなと思います。それに、先生たちの成長の場もきちんと設けられていて、定期的に職員が集まって研修やミーティングをするなど、新しい知識を学ぶ時間があるのもうれしいですね。それから、園のまわりが自然豊かで、四季の風や植物の香りを感じながら保育ができるのも素敵だなぁと感じています。
今夢中なこと・がんばっていることを教えて!
ニュージーランドやスウェーデンなど、海外の保育制度について調べるのが楽しいです。国によっていろんな特徴やよさもありおもしろいんですよ。本やインターネットを活用して日々知識を深めています。
これからどんな人になりたい?
子どもたち一人ひとりに寄り添える保育教諭になりたいです。子どもたちそれぞれの得意なことを引き出したり思いを受け止めたり、それから、楽しいことを一緒に見つけていろんな思い出をつくっていけるような保育教諭になれたらいいですね。僕自身が得意なことを活かし、不得意なことはほかの先生の力を借りてみんなで協力し合っているように、子どもたちも自分の力を生かし協力し合って過ごしてほしいと思います。
後輩のみんなにメッセージをちょうだい!
これは僕の持論ですが、苦手なことを平均点にもっていくより、得意なことをさらに磨いていくほうが、就職するとき自分の大きな武器になるのではないかと思います。得意なことがあまり思いつかないという人も、アルバイトをしたり、友人と新しい場所へ出かけたり、とにかく学生の間にいろんな経験をしてみることが大切です。日々の何気ない経験が、就活や仕事に活かされることがありますよ。

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