どうして今の仕事を選んだの？

幼稚園に通っていたころ、優しくていつも笑顔の絶えない先生にあこがれていました。なんとなく、先生みたいになれたらいいなと思っていました。それから大人になり、子どもの成長に携わることができる仕事って素敵だな、と改めて思い保育教諭を目指すようになりました。

どんなふうに就活したの？

就活中はどうしても友人の状況と自分の状況を比較してしまって…自分は遅れているんだと焦りや劣等感を感じてしまうこともありました。でも、就活は自分で自分の人生を決めることなので、他の人と比べるものではありませんよね。自分は自分、大丈夫！と言い聞かせて前向きな気持ちを維持するよう心がけ、乗り越えました。

この法人のことは、どうやって知ったの？

学校で求人を見て知りました。認定こども園森のくまっこは名古屋芸大グループの法人が運営する園なので、学校にも豊富な情報があって、よく知ることができました。

どうしてこの法人で働こうと決めたの？

やはり自分が通っている大学のグループ園ということは安心感がありました。インターネットだけに頼らず、信頼できる情報を得ることができたのがよかったですね。また、森のくまっこは当時新設される園だったので、園の立ち上げから携わることができ、やりがいをもって働けるのではないかと魅力を感じました。

働き始めた頃のエピソードを教えて！

働きはじめたばかりのころは、わからないことばかりで当然ながら戸惑いもありました。自分がやっていることが正解かどうか不安だったんです。でも、先輩が「大丈夫、自分が思ったようにやってみていいんだよ」と言ってくださって。その言葉に背中を押され、失敗を恐れず自分の力を発揮できるようになったと思います。もし誰かが失敗してもみんなでフォローし合って、改善のためにアイデアを出し合うことが大切なんだと学びました。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて！

子どもたちに「だいすけ先生大好き！！」と言ってもらえたことが何よりうれしかったです。子どもたちはほんとうに素直で、気持ちをまっすぐに言葉にして伝えてくれるのでとっても愛おしいです。それから、保護者の方には進級前に「だいすけ先生のおかげで、子どもも毎日笑顔で園に通うことができました」と言っていただけたんです。あのときはほんとうに感動して、保育教諭になってよかったと思いました。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて！

保育教諭は毎日楽しいことばかりですが、それでもやっぱり体力を使う仕事です。どうしても疲れてしまうこともありますが、そんなとき僕の疲れを察してか、先輩の先生がさらっと僕の好きなジュースを差し入れしてくださったことがありました。先輩だって毎日僕よりがんばっていてきっと大変なはずなのに、と感動しました。僕も後輩のことを気遣い労える、かっこよくて優しい先輩になりたいですね。

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて！

子どもたちの主体性を大切にしているところが素敵な園だなと思います。それから、思いやりにあふれたすばらしい先生がたくさんいるところも。自然と他者を思いやれる先生たちが集まった園だからこそ、子どもたちの主体性も大切にして、大人も子どもものびのびと穏やかに過ごせる園なのかもしれませんね。

今夢中なこと・がんばっていることを教えて！

同僚の先生たちと音楽活動をするのに夢中です！それから、キャンプをしたり、スタンドアップパドルボートというウォータースポーツをしたり、アウトドアを楽しんでいます。

これからどんな人になりたい？

子どもたちが大人になったとき、園で過ごした日々のことを覚えていてほしいなと思っています。そのためにも、いい刺激や経験を子どもたちに与えられる保育教諭でいたいですね。子どものころの経験や思い出は、その人の原点になると思うんです。小さなころに豊かな経験ができれば、きっと心も豊かな人になって、他者のことを思いやることができる大人になれるはずと信じています。

後輩のみんなにメッセージをちょうだい！

人生楽しんだもん勝ちです！どれだけの経験をどれだけ楽しむかがカギだと思います。自分のやりたいことには何でも挑戦してみてください。失敗をしてもその経験をしたからこそ見えてくる景色がきっとあります。何ごともプラスにとらえる気持ちをもって、がんばってくださいね。そうすればどんな困難なことでも乗り越え、もっと豊かな経験ができるはず。自分の道は自分で切り開けますよ！