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社会福祉法人恩賜財団 神奈川県同胞援護会 旭保育園 T先生

先輩インタビュー

T先生

旭保育園

T先生 保育士

鎌倉女子大学 2024年卒業

神奈川県出身

どうして今の仕事を選んだの?
子どもが好きということと、習っていたピアノを活かしたいと思い、保育士という職業を視野に入れ始めました。中学生時代には職業体験で幼稚園に行きました。中学生ながらに子どもとの関わりの面白さや、楽しいだけでなく安全面への配慮など工夫の大切さを感じ、本格的に保育士になりたいと思うようになりました。
どんなふうに就活したの?
実習が終盤まであり、面接ができたのも就職する前年の10月頃と遅いスタートでした。当時検討していたのは神奈川県同胞援護会のみでした。就活をしていく中で、私自身の強みや園に貢献できることは何か、どのように伝えれば良いかを考えることが難しかったです。園の保育理念や方針に焦点を当て、当時の自分に足りないことを考え、弱みや課題に向き合うことをがんばりました。
この法人のことは、どうやって知ったの?
旭保育園は子どもの頃通っていた母園なんです。
この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?
神奈川県同胞援護会で実習をさせていただいた際、ちょうどお店屋さんごっこの行事があり、子どもたちが売り手と買い手に分かれて活動する様子を見ることができました。がんばって作ったものを一生懸命売り、売れると大喜びする姿や、幼児が乳児をエスコートして一緒にお買い物をする姿にもほっこりしました。その様子を見て、保育士と子どもだけでなく、子どもたち同士の関わり、異年齢児の関わりが大切だと感じ、そんな機会がある園って素敵だなと感じました。
どうしてこの法人で働こうと決めたの?
一番の決め手は、神奈川県同胞援護会の方々との関わりの中であたたかさを感じたからです。実習に行った際、質問に丁寧に答えてくださる職員の方や、人懐っこくたくさん話をしてくれる子どもたち、優しい笑顔で挨拶をしてくださる保護者の方などと接し、とても居心地の良い環境だと感じました。私も誰かへあたたかさ・安心感を与えられたらと感じたことが決め手に繋がりました。また、園に絵本や紙芝居など保育に必要な教材が豊富にあるところにも魅力を感じました。
働き始めた頃のエピソードを教えて!
子どもたちをまとめていくこと、特に前に立って話したり手遊びをしたりすることに一番不安を感じていました。入職1年目は複数担任の乳児クラスだったのですが、リーダーを担当した際には1日の活動を考え、子どもたちをまとめていくことがやはり難しかったです。天候や部屋の使用状況など変化も多く、臨機応変に対応する力が必要でした。困ったときはクラスの先生方が代案を出してくださったり、サブとして私の保育を後押しするように子どもたちと関わってくださったりして、たくさん助けていただきました。
子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!
「あみ先生に会いに行くと言って毎朝楽しみに登園しています」「休みの日もあみ先生の話をしています」「ママをあみ先生と間違えちゃったんですよ」とお家での様子を保護者の方から聞くたびにとても嬉しくなります。子どもたちも、「先生と同じ髪型にしてきたよ」「あみ先生の好きなピンク色でお手紙書いてきたよ」と嬉しいことをたくさん伝えてくれるので、毎日が本当に幸せです♪
一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!
入職して4ヶ月が経った頃に、先輩が「子どもたち、みんな先生についてくるようになったね」「がんばってるね」と褒めてくださったことがとても嬉しかったです。不安を抱えていた私にとって、自信に繋がる言葉でした。他には何ができるかなと、保育に対して前向きになるきっかけにもなりました。
ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!
困っていれば「大丈夫?」と声を掛けてもらえたり、仕事だけでなく様々な話もしたりと、職員のみなさんがとても優しいところが園の魅力だと感じています。先輩から使わなくなった絵本や装飾をもらって再利用・参考にさせてもらったり、これまでの保育経験からアドバイスをもらったりと、学びの機会もたくさんあります。保育の幅が広がるように園全体が一つのチームとして支え合っていることを実感するたび、当園で働けることを嬉しく思っています。また、周りに田んぼや畑が多く、散歩の際に虫や花など自然に触れられることも、魅力の一つだと思います。中学校が近く、交流の機会があるため、地域の繋がりがあるところも素敵だなと思っています。
今夢中なこと・がんばっていることを教えて!
今はピアノに力を入れています。私のクラスは歌が好きな子も多く、月の歌もあるのでいつでも弾けるように練習しています。体操とリズム遊びもがんばって覚えています。様々な曲を覚えると室内でもたくさん体を動かすことができるので、子どもたちも飽きずに楽しむことができると思っています。
これからどんな人になりたい?
初心を忘れずに安全などはもちろん気を付けていきますが、自分に少しでも余裕ができるとより丁寧で寄り添った保育が実現できると思っています。そのため、不安なことや課題を改善し、もっと自信をつけていきたいと思います。また、保育の引き出しが豊富な人も目指しています。子どもたちの興味を惹くにはどうしたら良いか、歌や製作などの意欲を引き出すにはどうしたら良いか、保育の工夫を重ねていきたいです。先輩方のように、どんな場面でも楽しい活動が展開できる人を目標にしています。
後輩のみんなにメッセージをちょうだい!
友だちと比べてしまうことも多いと思いますが、焦らないことが大切だと思います。自分の中で何を大切にしたいかを考え、候補の園と照らし合わせてみてください。また、今のうちに手遊びなどのレパートリーを増やして強みを広げておくことも役に立つと思います。情報の取捨選択は必要ですが、SNSを活用することも一つの方法だと思います。保育士は本当に素敵な職業です!そして、そんな職業を目指しているみなさんのことを応援しています。一緒にがんばりましょう!

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