ジャーナル
2020.04.22就活コラム
【特集】-いなか園 長崎県大村市-

はたらくことは、くらすこと。
くらすことは、はたらくこと。生まれ育った故郷を離れ、新しい土地で、保育士になる。
秋、9月以降の肌寒くなる季節は、 就職活動が勢いづくとともに、壁にぶつかりやすい時期でもあります。 就職に向けて動いているけれど、 周囲が気になって焦ったり、情報が溢れて不安に思ったり…。 新卒での就職活動は、社会に出る大切な第一歩。 それは、自分が輝ける新しい場所を探しに行けるチャンスです。 長崎県大村市にある保育園と、首都圏内にある保育園。 それぞれふたつの土地で働く保育士の生き方を見つめてきました。


園の垣根をこえて 保育士みんなでつくる「大村」の保育園
━━大村市って、どんなところでしょう?

そうですね、大村の皆さんは、市外での楽しみ方も知っていらっしゃる方が多いように思います。一昔前は素通りの町なんて言われることもありましたが、今は捉え方が変わってきているんです。県外から移住される方は「空港のある街」というところで問い合わせを頂く方も多いのですが、最短15分で空港に行けてしまいます。最近は長崎-成田間のジェットスターの運行も始まり、若い方が「東京へ好きなアーティストのライブに行く」という生活も以前より身近に、気軽になってきている印象です。
長崎県内の有名なスポットも、車を使って気軽に行くことができますよ。保育士さんは近場だと人の目が気になる…というのもあると思うので、デートなんかはちょっと遠出もいいかも!?
また、ワークライフバランスという言葉をご存知でしょうか。この言葉には「仕事とプライベートのバランスをとってより満足のいく生活をしよう」という意味が込められているのですが、大村市では、この考え方を大切にしている方が多く移住されています。
━━すてきです!皆さんは、普段、仕事とプライベートのバランスはどう感じてますか?

仕事も遊びも毎日充実してます!

私も、休みの日は長崎市内に出て楽しんでいます。

私の園では、みんなで声を掛け合って残業しないようにしようっていう空気ができてるんですよね。

そう言えば、私の園には子育て中の保育士さんがいるのですが、子どもが熱が出た時も「そばにいてあげてね」と声をかけて、無理のないように仕事を分け合って、家庭を大切にできるような雰囲気ができているって思います。自分がいつか子どもを持った時も保育の仕事は続けていきたいなって、安心できます。
━━なるほど、保育の仕事を自分の生き甲斐として、無理なく長く続けたい、と思う人はそれが叶う環境があるということなんですね。将来こんな働き方がしたい!とモデルになる保育士さんが身近にいることも心強いですよね。
一同
うんうん。
━━他に、大村の保育園で印象的なところはありますか?

大村市には園と園を繋ぐ「保育士会」と言うものがあります。自分の園だけではなく他の保育園の先生と関わることができるので、意見交換ができて保育の幅が広がり、園外で保育士仲間が増えてとても楽しく仕事をしています。
━━はっ、皆さん園が違うのに仲良しそうなのは、そういうことなんですね…!グループ園で横の繋がりがあるというのは聞きますが、全く違う園同士で交流があるというのは珍しいですね。

はい、そうですね!あとは、私は中学生の時に職場体験で大村の保育園に行ったことがあったのですが、広い園庭で子ども達が楽しそうに裸足でかけまわる姿が印象的で。その時楽しかった経験が、保育士になったきっかけでもあります。

大村市の保育士さんへの取り組みは、養成校の掲示板や先生方を通して学生さんに少しずつ広まっていると思います。これからも保育士さんが働きやすい環境を作る努力を続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!


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