先輩インタビュー
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なぎさ通り保育園
まつばら先生 保育士
目白大学 2016年卒業
東京都出身

どうして今の仕事を選んだの?

自分が幼稚園児のころの担任の先生が好きで、こんな先生になりたい!と思ったことがきっかけです。初めは幼稚園教諭になりたいと思っていましたが、もっと小さい子も見てみたいと思い、高校生のときに保育士を目指すことを決めました。

どんなふうに就活したの?

大学3年生の冬ぐらいから就職活動について考え始め、実際に園を探し始めたのは大学4年生の春ごろからです。検討していた法人は3つぐらいで、保育方針や勤務場所などを検討しながら決めました。情報収集の方法に悩み、保育フェアや大学の進路相談室に通いました。がんばったことは自己PRです。これまでの学生生活に経験してきたことや、実習中に感じたこと、これからどのような保育士になりたいのかという考えをまとめました。

この法人のことは、どうやって知ったの?

大学の進路相談室にあった案内を見て、社会福祉法人あざみ会を知りました。その後、同法人が参加している保育フェアにも参加し、保育方針や保育者どうしの人間関係などを聞きました。

この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?

見学に行った園は、今勤務をしている園とは別なのですが、園全体がとてもきれいで明るい印象がありました。実習に行った園は、人数が多めだったのでにぎやかな印象でした。初めて子どもたちに会った際には、初対面の私にも笑顔で名前を聞いてくれたり話しかけてくれたりと、とてもうれしかったです。

どうしてこの法人で働こうと決めたの?

自宅から職場の距離がちょうどよく、法人内のどこの園に配属になっても自宅から通えることが魅力のひとつでした。また、お休みがしっかりと確保されており、プライベートを充実させられると感じました。研修も多くあり、働きながら積極的に学べる点や、産休育休がしっかりと取得できるところも決め手になりました。

働き始めた頃のエピソードを教えて!

不安だったことは、自分が子どもたちの気持ちに寄り添いながら保育を行えているのかということが、自分自身ではわからなかったことです。でも、同じクラスの担任の先生が自分の保育を客観的に評価してくださり、いいところと改善した方がよいところを伝えてくれました。自分の保育と客観的に向き合うことができ、日々勉強ができました。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!

初めて担任を受けもったクラスに人見知りをし、なかなか私の入眠介助では入眠が難しい子がいました。数週間その子の入眠介助を毎日任せてもらうことができ、少しずつ信頼関係を築き、初めて私の入眠介助で眠ってくれたときには喜びを感じました。それから、担任が変わる際に保護者の方から「寂しい」という言葉をいただいたときには、一年間がんばってよかったなと感じました。今後も保護者の方や子どもたちと共に楽しく日々を過ごしていきたいと思います。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!

他の先生に私の保育を見てもらった際に、「こんな保育を私もしたい」と話してくださったことがうれしかったです。保育観は人それぞれですが、いろんな先生の保育を見ながらどんな保育がしたいのか考えることは、とても勉強になると思います。また、保育で悩んでいるときに園長先生に話を聞いていただいて、アドバイスをもらい気持ちが軽くなったこともありました。「悩みすぎないでね。いつでも話聞くからね」と声をかけてくださったことが、今でも心の支えになっています。

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!

当園は20代~30代の職員が多く、新人でも気軽に相談しやすい環境が整っています。一人ひとりの意見が尊重され、やってみたいと思うことに挑戦できるのもいいところです。1年間の休みが他の法人よりも多く、プライべートも充実できます。法人内で大小さまざまな保育園があるため、異動を重ねながら自分に合った園を探すことができるところもありがたいです。

今夢中なこと・がんばっていることを教えて!

保育雑誌を読み、かわいい製作案を探すことに力を入れています。自分のクラスの子どもたちと作るときには、どのように工夫しようかと考えることが楽しいです。また、野球が好きなので、プライベートでは自宅で野球観戦を楽しんでいます。コロナが落ち着いたら球場にも行きたいです。

これからどんな人になりたい?

私は、子どもたちの心を豊かに育てられる保育士になりたいと考えています。どの学年の担任になっても「思いやりのある子どもたちを育てる」ということを一番に大切にしています。

後輩のみんなにメッセージをちょうだい!

実習での経験は、保育士になってからも活かされています。先輩保育士に直接指導してもらったことを大切にして働いてほしいと思います。それから、学生時代にしかできないことをたくさん経験してほしいです。手作りの教材(パネルシアター、エプロンシアター、手袋シアターなど)を作っておくと、働き始めてからとても活用できますよ。不安もあると思いますが、働き始めると楽しいことがたくさんあるので、笑顔で子どもたちと過ごしてほしいです。