先輩インタビュー
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若竹幼稚園
ゆりえ先生 幼稚園教諭
横浜こども専門学校 2012年卒業
神奈川県出身
どうして今の仕事を選んだの?
私は高校生の頃、子どもの魅力に気づきました。喜怒哀楽の表現がとても素直で、ありのままでいることの素晴らしさを子どもたちの姿から教えてもらったんです。そこから子どもに関わる仕事に興味がわき、専門学校への進学を決めました。
どんなふうに就活したの?
就活は専門学校3年生の10月からスタートしました。見学に行ったのは保育園1つのみでしたが、保育園・幼稚園・児童養護施設を検討していました。やりがいや給料、休日、通勤など…自分にとってそれらがベストな場所はどこか、すごく悩みました。
この法人のことは、どうやって知ったの?
学校の教育実習で、実習先を調べている際に若竹幼稚園のことを知りました。
この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?
教育実習は2回とも若竹幼稚園でお世話になりました。全力で楽しみ子どもと向き合う先生方に圧倒されました。
どうしてこの法人で働こうと決めたの?
実習を通して、園の先生方の雰囲気や、みんな違ってみんないいという方針にも共感し、魅力を感じました。実は、左耳の聴力を失ったばかりでの実習で、とても不安だったんです。そのことは事前に伝えていましたが、初めて園長先生にお会いしたときに「耳が1つでも、あなたには大きな目が2つあるわよ、大丈夫よ」と心に残る言葉をくださって。こんなに素敵な幼稚園で、こんなに素敵な園長先生にご指導してもらえたら、きっと大きく成長できると感じました。
働き始めた頃のエピソードを教えて!
1年目はクラス補助や預かり保育の担任をしました。日々の保育ももちろんいろいろ試行錯誤しながらでしたが、特に障がいを持つ子への関わり方に悩みました。またクラス補助でも、担任の先生が活動しやすいようにするには…と考える日々でした。先輩とノートのやりとりをしていたので、そこで相談しアドバイスをいただき、活動の中でアドバイスを意識しながら実践して解決していきました。
子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!
卒園のときに、「ゆりえ先生が担任でよかった。子どもたちと一緒に笑って泣いて怒ってくれたことを忘れません。先生がたくさん愛を注いでくれたから安心して園生活を送れたし、私も子どもも成長できました」と保護者の方に言っていただけて、とても感動しました!幼稚園の仕事は、子どもや先生からも、保護者のみなさんからも、忘れらない言葉をたくさんもらえる仕事です。
一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!
私には憧れの大先輩がいます。私が思い悩んでいるときは、私が相談する前に気づいて、すぐに声をかけてくださいます。「ゆりえ先生の保育には愛があるよ。子どもたちを信じて!」と言われたときに、自分を信じて背中を押してくれる先輩の心の深さに感動し、自分もいつか後輩に対してそうでありたいと思うようになりました。
ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!
特別支援児との保育をがんばっています。たくさんの支援児がいる中でも、一人ひとりの個性を受け止めて集団で過ごすことの楽しさを伝えています。幼稚園だからこそできることは何か?と、先生たちみんなが真剣に考えて子どもに向き合う姿があり、若竹幼稚園で働いてよかったと感じます。同期とはもう働いて12年です。苦楽を共有できる仲間がいることにも日々感謝ですね。
今夢中なこと・がんばっていることを教えて!
4月に2人目の子どもを出産し、今は3歳の娘と8ヶ月の息子がいます。家でも日々育児に奮闘中です!(笑)
これからどんな人になりたい?
一番の目標は、仕事もプライベートも自分らしく楽しめる人になることです!それから、「子ども第一」の気持ちは絶対に忘れません。子どもたちと日々を楽しく過ごし、保護者の方と一緒に成長を喜べる先生でいられたらと思います。
後輩のみんなにメッセージをちょうだい!
あまり難しく考えすぎず、自分を信じてほしいと思います。就活をがんばるのももちろんですが、今しかない学校生活は人生の財産です!今、周りにいる仲間、先生と過ごせる時間を思う存分楽しんでくださいね。それが未来の自分にとっても大きなチカラになりますよ♪