どうして今の仕事を選んだの？

高校時代は体育の先生になりたいと思っていて、スポーツ推薦で体育学校へ進みました。ただ、怪我が原因で体育の先生は目指せなくなってしまったんです。そこで改めて自分のやりたいことは何かと考えたときに、幼少期から習っていたピアノを活かせて小さい子どもと関われる仕事をしたいと考え、短期大学で小学校教諭・幼稚園教諭の免許を取得しました。ガールスカウトでのボランティア活動や、小学校のプール指導のアルバイトなども良い経験になりました。

どんなふうに就活したの？

私立・公立の幼稚園で担任や学年主任を経験し、40歳を節目に新しいことにチャレンジしてみたいと思い転職活動をしました。短大を卒業してからずっと幼稚園に勤務していたのですが、仕事と並行して通信教育で保育士資格を取得したので、転職の仕事探しは幅が広がりました。求人が増える時期なども調べて、何度もハローワークの担当者と連絡を取り転職活動を進めました。KDIは当時新園だったので、一から保育や環境をつくっていくことに特に興味を惹かれました。また、バイリンガル幼児園ならではの海外の先生とのコミュニケーションなどにも魅力を感じたのを覚えています。

この法人のことは、どうやって知ったの？

ハローワークでKDIを紹介してもらったことがきっかけです。

この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった？

当時はコロナ禍ということもありなかなか園へ伺う機会がなかったのですが、KDI国立の開園前に別の園で研修させていただきました。幼稚園とはまた違う1日の生活や4学年の過ごし方、英語の活動にも少し戸惑いはありましたが、先輩方が優しく指導してくださり、悩みには親身に寄り添ってくださいました。知育教材などの使い方も丁寧に教えていただき、たくさんのことを学ばせていただきました。

どうしてこの法人で働こうと決めたの？

個人ではなく会社が運営している園なので安定性もあり、安心して長く働けそうだと感じられたことが大きな決め手です。また面接をしてくださった方々がとても優しく親切で、私もこんなに素敵な人たちと一緒に働きたいと感じました。

働き始めた頃のエピソードを教えて！

開園前の準備はやっぱり大変でしたね。まだ園内に何もない状態からみんなで話し合いを重ねて、分からないことは他の先生に聞いて教えてもらいながら進めていきました。自分でもなるべく積極的に質問をするように心がけていました。まだいろいろと具体的なイメージが持てない時期には、オンライン研修などで他園の様子を見せてもらうことで把握できたことがたくさんありました。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて！

子どもたちが自分で考えてがんばっている姿を見ると本当に感動します！そんな素敵な子どもたちが、「先生、明日も元気に来るね！」「先生、ありがとう」と嬉しい言葉をかけてくれることが何よりも嬉しいです。卒園してランドセルを背負って見せに来てくれた子や、街中で「さちよ先生！」と声をかけてくれた20代になった男の子、成人式の晴れ姿を見せに来てくれた子、「先生に憧れて幼稚園の先生になりました」「赤ちゃんが生まれてお母さんになりました」と嬉しい報告をしに来てくれた子など、たくさんの成長を見守ってきて、そのどれもが大切な思い出です。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて！

私には、心から憧れている先輩がいます。いつも子どもと同じ目線で、どんなことにも本気で、嬉しさや悲しみをみんなで共有してくれる先生です。子どもたちと一緒に考え、保護者の方にも親身に寄り添う先生が、私のお手本の原点です。そんな大先輩と一緒に働けていることがとても嬉しいですし、励みになります！

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて！

KDIには子どもが幼い頃から英語を身近に感じられる環境があるのでとても素敵だと思います。私自身も知らなかった海外の生活や文化など、たくさんのことを知ることができ、こういった環境に幼少期から触れることはとても大切だと実感しています。

今夢中なこと・がんばっていることを教えて！

某テーマパークが昔から大好きで、一眼レフカメラを持っていってパレードを撮影するのが楽しいです。また、転職を機に猫を3匹お迎えして、家では毎日が癒しの時間になりました♪

これからどんな人になりたい？

人に寄り添う気持ちを忘れずに、これからも仕事をがんばっていきたいです！子どもはもちろん、保護者の方や一緒に働く先生たちなど、文化や価値観が多様だからこそ寄り添い、思いやる気持ちは大切にし続けたいと思います。

後輩のみんなにメッセージをちょうだい！

子どもたちとの時間はとにかくとても楽しいです！気持ちが落ち込んでいても、子どもたちの笑顔を見るとすっかり元気になれます。大好きな子どもたちの未来のために、今の大切な時間を過ごせる素敵なお仕事です。保育は一人では行うものではないので、あまり抱え込まず、近くにいる先生を積極的に頼ることを忘れないでくださいね。