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社会福祉法人 聖救主福祉会 まこと保育園

先輩インタビュー

まこと保育園

おおつ先生 保育士

草苑保育専門学校 2005年卒業

東京都出身

どうして今の仕事を選んだの?
私は就職氷河期と言われていた時代に学生生活を送っていて、何か手に職をつけたいなと思っていたんです。そのタイミングで姉の子どもが産まれ、毎週末遊びに来る甥っ子のお世話をしているうちに、子どもの成長や発達って面白いと感じて。もともとすごく子どもが好きというわけではなかったので、それまで保育士になるということは思いつきもしなかったのですが、甥っ子のお世話がきっかけで保育士の仕事に興味を持ちました。
どんなふうに就活したの?
最初に就職したのは私立幼稚園で、実習先に誘っていただいて就職したので就活らしいことはあまりしていません。もともとは保育園志望でしたが、実習先の園の雰囲気や職員の方々の人柄があたたかかったこと、幼稚園でありながら自由保育を大切にしていたことに惹かれて入職を決めました。また、商業高校を卒業したためコンピューター関係が得意であったことや、簿記検定を取得していたので、そういったスキルにも期待されて園側に誘っていただけたのも嬉しくて。実習先として長年学校がお世話になっている園だったので、安心感がありました。
この法人のことは、どうやって知ったの?
転職を考えていたとき、当時の実家から通いやすいエリアの保育園を求人サイトで探しました。まこと保育園のことはそれでたまたま見つけたのですが、偶然父が仕事でまこと保育園の窓のフィルムを貼ったということが分かって興味を持ち、見学に行きました。
この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?
初めて見学に行ったとき、玄関で出迎えてくださった男性保育士さんが、長髪でひげも生えていてとても衝撃を受けたのを今でも覚えています(笑)。自由で、どんな人でもあたたかく迎え入れてくださる雰囲気に惹かれました。その男性保育士さんは今も先輩として一緒に働いていますよ。
どうしてこの法人で働こうと決めたの?
まこと保育園に来るまで働いていた園では、服装や見た目の規則が多数あったので、それがあたり前なんだと思っていました。でも、まこと保育園の見学で園長先生から保育者一人ひとりの個性を尊重しているということ、それが保育者間だけでなく、保護者の方にも認められているということ(認めてもらえるくらいの信頼関係が築かれているということ)を聞いて世界が変わりました。そんな園ならきっと素敵な保育をしているに違いないと感じました。また、地域に根付いている保育園ということや高齢者福祉施設もある複合的な建物という、私が今まで経験したことがない特色にも惹かれました。
働き始めた頃のエピソードを教えて!
他園では幼児クラスの担任しか受け持ったことがありませんでしたが、まこと保育園で初めて乳児クラスの担任を経験しました。子どもたちの人数も多い中で、最初は自分の動き方にも悩みましたし、自由保育とは?という壁にもぶつかりました。複数担任だからこそ安心もありますが、その分自分の動き方も大切なので今でも試行錯誤の毎日です。園長先生に悩みを相談したとき、「とりあえずまこと保育園に染まってみて」と言われたのが印象的でした。まずは周りにいる人を自分が理解し認めることが大切なんだと思い至って、がんばることができました。まこと保育園の「どんなあなたでも大丈夫」という考え方に救われていますね。
子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!
まこと保育園に来て4年目、1歳児クラスを担当していたときのことです。ある保護者の方に、「先生の話し方、子どもへの声のかけ方を私も真似しているんです。いつも先生のような姿勢でいられたらなと思ってます!」と言っていただけたんです。自分の保育は間違っていない、認めてもらえているんだと実感でき、大きな自信につながりました。正解はない保育の中で日々いろいろな葛藤もあったので、その言葉には本当に救われました。
一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!
私がまこと保育園に来てから感じるのは、どの保育士も子どもたちと真剣に遊んでいるということです。すり傷など小さな怪我はよくあることですが、中には木のぼりをしていて落ちてしまった先生もいました…(笑)。怪我をしないようにみんなで改善もしていますが、どの先生もいつも笑顔で全力なところが私は好きです。いくつになっても子どもと一緒に楽しむことを忘れない先生たちと働けて、とても嬉しいです。
ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!
一人ひとりの個性を尊重してもらえるところが、まこと保育園の一番の魅力です。性格や考えはバラバラですが、個々の特技や特性を伸ばして認め合えるところがいいなと思います。「子どものために」という同じ思いがあるので、団結力も抜群です。また、保育園だけでなく、幼稚園・学童クラブ・介護施設の複合施設になっているので、たくさんの職員や子どもたちとの出会いがあることも魅力の一つです。いろいろな考えや、違うセクションの人の話が聞けるのは、とても刺激になります。ここ数年は新型コロナの影響でなかなか交流の機会がありませんでしたが、また様々な行事や懇親会を通して、いろいろな人とつながっていけることが楽しみです。
今夢中なこと・がんばっていることを教えて!
最近は、仕事終わりに近くのサウナに行くのが習慣です。仕事モードからオフに切り替え、リフレッシュできます。サウナ中は何も考えないようにしたいのですが、ついつい仕事のことを考えている…なんてこともあるので、無心になることを目指しています。どんなに楽しい仕事でも疲れることはあるので、自分の中でリフレッシュタイムをつくるのは大切ですね。
これからどんな人になりたい?
常に子どもたちと一緒に楽しいことを追い求める人でありたいと思います。子どもの気づきや発見には毎日驚かされます。子どもの目線で「楽しい」「面白い」をどれだけ見つけられるか、歳を重ねても追求しようとする人でいたいですね。
後輩のみんなにメッセージをちょうだい!
保育士は、IT化が進んでいく時代の中でも、なくなることがない職業のひとつだと思います。大切な乳幼児期を豊かに過ごすお手伝いができる、素敵な仕事です。保育士不足と言われている今、就職先が見つからないといったことは少なくなっていると思いますが、選択肢があるからこそ自分がいいなと思える職場に出会ってほしいです。そのためにも、見学や体験で実際に職場の雰囲気を感じることが大切です。私は転職の際に、園内の見学はもちろん、その園の子たちが公園で遊ぶ様子も見ていました。観察は保育の原点であり、今後もずっと必要になる力だと思うので、今からその力を養って、よい縁を引き寄せてくださいね!

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