どうして今の仕事を選んだの？

自分が幼稚園に通っていた頃の、幼稚園に行きたくなくて大泣きしていたり、祖母におんぶされてなんとか登園したりした記憶が大人になっても残っていたんです。今度は自分が子どもたちの先生になって、同じような子どもたちに寄り添いたいと思ったのがきっかけです。妹がいたので、小さな子どもたちのお世話が好きだったことも影響しています。

どんなふうに就活したの？

私の通っていた大学は広島にあり、周りは地元で就職するために動いている友だちばかりでした。なかなか、上京して働くということの参考になる情報や、東京の保育園の情報は学校では手に入らず、自力でインターネットで調べて情報収集をしていました。今思うと、自分で調べ自分で動かなければいけない、というプレッシャーはありましたね。

この法人のことは、どうやって知ったの？

インターネットでいろいろな東京の園の情報をしらべているときに、たまたま見かけてKids Smile Projectのことを知りました。内容が充実したホームページに、オリジナルのキッズプレッププログラムなどの幼児教育の内容もあって、興味をもちました。

どうしてこの法人で働こうと決めたの？

キッズプレッププログラムという本格的な幼児教育のプログラムもあるので、保育でもいつだれが何をする、ということががっちり決まっているのかな？と思っていました。でも実際は、先生たちの個性や得意なことを活かして保育に取り入れることができる環境だと知り、とても魅力的に感じました。

働き始めた頃のエピソードを教えて！

最初はわからないことばかりなので、どうしてもマイナスな方向にばかり考えてしまってなんでも怖いと感じてしまっていました。そんなときに、同じクラスの先輩に「まだ1年目だから、他の先生と同じようにできるわけがないよ、それがあたり前だから心配しなくていいんだよ」と言っていただけたことが印象に残っています。2年目になった現在も、保護者対応や他クラスの補助などまだまだ緊張することはありますが、保護者の方と情報交換をしたり、各年齢のことを知ったりするきっかけになると思って、日々学びととらえて過ごすようにしています。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて！

朝出勤して合同保育の部屋に入ると、担任で受け持っているクラスの子どもたちが私を発見して駆け寄ってきてくれることがいつもうれしいですね。また、年度末最後の日には、保護者の方から「いつも先生が優しい笑顔で迎えてくれてたのを見れなくなるのが寂しいです」と言って頂けて、本当にありがたかったです。学期末の懇談会では感極まって泣いてしまいましたが、私の1年目の姿を思い出して泣きそうになったと保護者の方にも言って頂けたんです。保護者の方にもたくさん助けて頂いて、見守って頂いた1年目でした。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて！

私は涙もろくて、子どもたちの成長を見てうれしいときにもすぐ泣いてしまうのですが、悩んでいることがあり悔しい気持ちで泣いてしまったときに、他の先生方がすぐに声をかけてくださることにいつも感謝しています。まだまだ自分は未熟で成長途中だと感じていて、思うようにいかず悔し涙を流すこともありますが、優しい周りの先生方にいつも助けていただいています。

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて！

なにかわからないことや困ったことがあっても、先輩の先生に尋ねると、いつも丁寧に説明してくださいます。そんな先生方ばかりなので、気持ちも焦りすぎることなく安心して働けていると感じます。ついついため込んで涙もろくなってしまうので、なるべくいろんな先生に相談できる環境なのはとってもありがたいなと思っています。

今夢中なこと・がんばっていることを教えて！

仕事の時間も大切ですが、切り替えてプライベートでは自分の趣味の時間をしっかり取ることを心がけています。最近はコロナ禍ということもあり外出の機会は減ってしまいましたが、動画配信サイトで音楽を流して歌ってリフレッシュしています。

これからどんな人になりたい？

行動にメリハリのある保育士になりたいと思っています。子どもたちに対しても、楽しむときには子どもたちに負けないくらい本気になって一緒に楽しんで、もし子どもたちに危険なことがあれば、いけないことはしっかり目を見て伝える。あたり前のことかもしれませんが、それがあたり前にできるように、これからもがんばっていきたいと思います！

後輩のみんなにメッセージをちょうだい！

就活は自分の時間も制限されて、ストレスもたまってしまうと思います。自分の好きなことや得意なことを我慢するのではなく、就職先もそれが活かせるような場所を選ぶという手もあると思います。好きや得意が活かせる職場だと、たとえ少しつらいことや落ち込むことがあったとしても、気持ちも晴れると思うのでぜひそういう職場を選んでほしいなと思います。