先輩インタビュー
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新栄保育園
しおん先生 保育士
東京家政大学 2022年卒業
東京都出身

どうして今の仕事を選んだの?

中学生のときの職業体験で母園の保育園に行き、園児として通っていた頃に一緒に遊んでくれた先生方の努力や仕事の内容を初めて知りました。保育士は子どもの成長を近くで見守ることができる素敵な職業だと感じ、保育士になりたいと思うようになりました。

どんなふうに就活したの?

就職活動では、公立保育園か私立保育園かでなかなか決められず、両方の対策を進めていきました。まずは自分が保育士として大切にしたいことを考え、そのときの子どもたちに合わせてカリキュラムを柔軟に立てられる私立園に魅力を感じ、3、4園見学した上で今の職場に決めました。

この法人のことは、どうやって知ったの?

大学2年生のときの実習先が新栄保育園だったことがきっかけです。

この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?

見学時に、同じクラス内でも室内や園庭で遊ぶ子、給食を食べる子など子どもたちが様々な場所で過ごしている姿が印象的でした。一人ひとりが満足するまで遊び、お腹が空いたタイミングで食事ができる環境と、それを支える先生方の連携を見て、子どもの主体性を大切にする保育の難しさとやりがいを感じました。

どうしてこの法人で働こうと決めたの?

実習をさせていただく中で新栄会の保育が自分に合っていると感じ、他園の見学を通して改めて新栄会への思いが強くなりました。例えば、寒い日にベストを着ずに園庭に出た子がいても、すぐに着るよう声を掛けるのではなく、子ども自身が寒さを感じて戻ってきたときに「寒かったね」「ベスト着る?」と気持ちに寄り添った対応をする先生方の姿に共感しました。

働き始めた頃のエピソードを教えて!

同じ園には同期がいなかったため、最初は分からないことや悩みを気軽に相談できる相手がいないと感じて不安でした。先輩に聞くタイミングを考えすぎて「もう少し早く聞いておけばよかった…!」と反省することも多かったのですが、周りの先輩方がいつも優しく気にかけてくださり、体力面でも精神面でも救われました。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!

クラスを問わず子どもたちが「しおん先生!」と名前を覚えて呼んでくれることがとても嬉しいです。特に1年目で0歳児を担当したとき、他のクラスの先生が来ると人見知りをして私のところまで抱っこを求めてきてくれたときは、担任として子どもたちに必要とされているのだと実感でき感動しました。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!

保育をする上で失敗が怖いと感じることもありましたが、先輩方は「今のうちにたくさん挑戦して、たくさん失敗していこう!」と同じ立場で考えてアドバイスをしてくれました。私も後輩に対して、悩みを聞いたり一緒に学んだりできる存在になりたいと思っています。

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!

クラスの保育の進め方に悩んだときも、園全体で一緒に考えていける新栄会の環境は素晴らしいと感じています。また、その日の子どもの姿やエピソードを気軽に共有し合える職員間のコミュニケーションが、楽しい保育に繋がっていると思います!

今夢中なこと・がんばっていることを教えて!

最近はいろいろなジャンルの音楽を聴いて、リフレッシュしたり仕事のモチベーションに繋げたりしています。

これからどんな人になりたい?

これからもっと経験を重ねて、先輩に教えてもらったことを身につけ、自分が大切にしている想いと共に後輩にも伝えていきたいです。保育には正解がないからこそ迷うこともたくさんありますが、先入観を持たず、色んな意見や気持ちを聞いて常に学ぶ姿勢を忘れずに、みんなと一緒に成長していける存在になりたいです。

後輩のみんなにメッセージをちょうだい!

大変なことや悩みも多いですが、子どもたちの一日一日の成長を側で見守り、一緒に喜べることは子どもと関わる職業の特権だと思います。職場によって方針や環境は様々なので、漠然としていても、まずは仕事に就く上で自分が何を大事にしたいかを考えておくと、落ち込んだり道を見失ったりしたときにも気持ちを立て直しやすくなると思います。気になることはとことん調べたり、現場で体験したりしてみてくださいね。どの道を選んでも、必ず自分に合った職場と出会えるはずです。応援しています!