先輩インタビュー
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新栄保育園
あすか先生 保育士
聖徳大学 2017年卒業
東京都出身

どうして今の仕事を選んだの?

妹のお世話をしていたときに頼りにされることに喜びを感じ、子どもと関わる仕事をしたいと考えるようになりました。また、私自身が幼稚園に通っていたときに、季節の製作に正解があることや生活の決まりに窮屈さを感じていた経験から、子どもの気持ちや意見を大事にできる環境で働きたいとも思っていました。

どんなふうに就活したの?

4年生の春頃から保育フェアに参加し始め、気になった園の見学に行きました。

この法人のことは、どうやって知ったの?

自由保育をしている園を探しているときに、保育フェアで新栄会を知りました。

この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?

新栄会の4園合同の説明会に参加し、子どもの主体性を大切にしていることを知りました。また、それぞれの園に通っている子どもや働いている職員が違うからこそ、4園それぞれの特徴も違うことに驚きました。

どうしてこの法人で働こうと決めたの?

新栄保育園へ就職体験に行った際、砂場でスコップを使って穴を掘り水を溜めている子どもがいて、園庭で水や砂を自由に使える環境に魅力を感じました。先生に聞くと毎日この遊びをしているとのこと。「大人にとっては毎日同じことをしていると思うかもしれないけど、日によって穴の深さや水の注ぎ方を変えながらじっくり遊んでいる。子どもにとっては同じじゃないからこそ、今何に興味を持っているのかしっかり見て寄り添うことが大切」という言葉に共感し、子ども一人ひとりのやりたい気持ちを大切にする保育がしたいと感じて就職を決めました。

働き始めた頃のエピソードを教えて!

「主体性を大切にする」ということで、どこまで子どもの思いや願いに寄り添うかに悩みました。子ども一人ひとりの個性も違い、正解がないからこそ、その時々で答えが変わるということも難しく感じていました。職場の先輩方は、私がどうしてそう感じたのか、どうしたかったのか、子どもの気持ちはどうだったのかを、正解を出さずに毎回一緒に考えてくださいました。子どもたちと自分や周りの先生方が納得できるところで、子どもの主体性を大切にする保育とチームでの保育のバランスを日々考えながら保育をしています。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!

私は入職してから子どもを2人出産しました。子育てをしながら保育士として働くことに不安もありましたが、職場の先生方の協力のおかげで楽しく働けています。そんな中で、保護者の子育ての悩みや孤独感、不安に気づき寄り添えるようになったと感じています。日々子どもに寄り添い、その様子を保護者に伝える中で「親も気づかなかった息子の良いところを先生に教えてもらえて、話せて楽になった」と言っていただけたときは大きなやりがいを感じました。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!

同僚や先輩に「先生のクラスすごく楽しそうだね」と言ってもらえると安心します。ただそれだけのことですが、クラスの雰囲気や、子どもが生き生きと好きなことに向かって活動できている証なのかなと感じています。

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!

子どもの興味に合わせて、子どもと一緒に活動を決められることが新栄会の魅力です。2歳児クラスでは、公園に行く際も公園マップから自分たちで行き先を選んだり、遊びの目的によって行く公園を決めたりしています。少し遠い箱根山という公園に初めて行くか、電車の見える公園に行くかをみんなで相談して、遠い公園の山を登りに行くことになりました。子どもたちが自分たちで選んで決めた活動だからこそ、一生懸命歩き、どんぐり拾いや山登りに夢中になって過ごす姿がありました。

今夢中なこと・がんばっていることを教えて!

保育分野だけでなく、行動経済学や脳科学の本を読むことを楽しんでいます。新しい視点から子どもを見られるようになると、保育の面白さが倍増するような気がしています!

これからどんな人になりたい?

最近は先輩だけでなく、後輩の先生からも学ぶことがたくさんあると感じます。子どもの成長や小さな発言などにも共感し、どんなことも喜べる新鮮な気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。

後輩のみんなにメッセージをちょうだい!

保育士は子どもの純粋な発見や喜びを、間近でじっくりと見られるとても素敵な仕事です。保育士には何にでも興味を持ち、子どもと一緒にワクワクできる気持ちが大切だと思っています。今取り組んでいるクラブ活動や興味のあることを楽しみ、自分の強みや個性を伸ばしていってくださいね♪