先輩インタビュー
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キッズハウス香椎駅前園
しょうの先生 保育士
福岡こども短期大学 2023年卒業
福岡県出身

どうして今の仕事を選んだの?

自分自身が幼稚園児のときに、担任の先生に憧れていたことが一番の理由です。その先生はいつも優しくて、明るくて、みんなから愛される先生で、私もそんな先生になりたいというのが小さい頃からの夢でした。

どんなふうに就活したの?

本格的に就職活動を始めたのは短大2年生の夏頃です。実習先の園も就職先として視野に入れていたので、見学に行った園も合わせると7つの施設を検討しました。就活をする中で意識していたことは、自分の目で見て判断することです。パンフレットやホームページなどの資料だけでなく、職場の雰囲気や子どもとの触れ合い方、通勤の大変さなど実際に足を運ぶことで見えてくることがたくさんありました。

この法人のことは、どうやって知ったの?

短大に来ていたキッズハウスの求人票を見たことがきっかけです。保育園の場所や、小規模で乳児のみであることなど、自分なりに条件を絞って探していたので目に留まりました。

この法人の説明会・見学・実習に参加したときどうだった?

キッズハウスへ見学に行った時間がちょうどお散歩に出発するタイミングだったので、保育士さんと子どもたちのやり取りをしっかり見ることができました。特に印象に残っているのは、先生方があたたかい挨拶で迎えてくれたことと、園内が綺麗でアットホームな雰囲気だったことです。

どうしてこの法人で働こうと決めたの?

駅が徒歩圏内に複数あり通勤しやすいこと、小規模・乳児など自分の理想とする環境が整っていること、福利厚生が充実していることなど、キッズハウスの魅力に感じるポイントはたくさんありましたが、一番の決め手になったのは職員間の雰囲気です。保育士さん、パートさん、調理師さんなど立場に関係なく楽しそうな園で、園には明るい空気が流れており、それが働く上で大事な部分だと考えました。

働き始めた頃のエピソードを教えて!

保護者対応や一日の保育を担当すること、園に同期がいないことなど、不安に感じることは多くありました。保護者対応については、とにかく先輩の姿を観察すること、実際の会話を聞くことから始めました。登降園の際の会話を丁寧に行ったり、行事で話しかけたりする中で保護者のみなさんに顔と名前を覚えてもらうことができ、信頼関係を築くことができました。一日の保育は、隙間時間を見つけてピアノの練習をして自信に繋げ、悩んだときは先輩に相談して助けてもらいました。同期がいないという不安は、先輩方との会話が増えていく中で自分の立ち位置や求められていることを理解することができ、少しずつ解消されていきました。

子どもたち・保護者の人たちとのエピソードを教えて!

入園したての頃はつたない喃語だった子どもが、初めてはっきり私の名前を呼んでくれた瞬間が印象に残っています。時々間違えながらも何度も名前を呼んでくれる姿に、この仕事でしか味わえない感動だなと思わずうるうるしてしまいました。保護者の方から「お家でも先生の名前を呼んでいますよ」と教えていただいたときには、これからもがんばろうと思うことができました。

一緒に働く人たちとのエピソードを教えて!

正式に入社する前の研修時代、卒園する子どもと保護者の方が、先生たちと離れることを悲しんで大泣きしていた光景が印象に残っています。子どもだけでなく、保護者の方ともそれほど強い信頼関係を築いているんだと感銘を受け、憧れる気持ちが強くなりました。

ここで働けてよかったなぁと思うことを教えて!

休憩中に他の先生とプライベートな話をしたり悩みを聞いてもらったりする機会がたくさんあり、そういった時間にこの職場・この仲間で働くことができて本当に良かったと実感します。

今夢中なこと・がんばっていることを教えて!

映画鑑賞や国内旅行、バレーなどのスポーツ、美味しいものを食べることが好きです。休日はしっかりリフレッシュして、仕事の活力を蓄えています!

これからどんな人になりたい?

幼少期から思い描いている理想の保育士像は、一人ひとりのことをよく理解して向き合って対応してくれる、優しくて穏やかでみんなから愛され、大事なことやだめなことは真剣に伝える、言葉に説得力がある先生です。憧れの先生との時間は今でもよく覚えていて、憧れる部分も変わっていません。これからも理想の保育士になれるようにがんばりたいと思います!

後輩のみんなにメッセージをちょうだい!

私は短大を卒業して保育士になり、まだまだ分からないことが多いです。悩むことやプレッシャーを感じることもたくさんありますが、それを上回るものがあるから、今でも前向きに続けることができています。子どもたちは毎日無邪気な笑顔を向けてくれて、子どもと一緒に成長できている実感が湧いて、尊い命と向き合うことができるこの仕事を誇りに思っています。学生時代に取り組んでいたのは、いろいろな人に話を聞くことです。短大の先生や知り合いの保育関係者など、自分よりも多くの知識を持った方の言葉はとても貴重です。言葉をそのまま全て受け入れるのではなく、自分に必要な部分を見極めることも大切ですが、とても勉強になりますよ!